昔のヤンキー作品の違和感

昔からあるヤンキー作品(ビーバップなど)にとても違和感を感じていた。親に養ってもらいながら、学費払ってもらいながら、なんなら弁当作ってもらいながらなぜイキがれるのかまことに不思議であった。

昔のビートたけしのラジオを聞いてその理由が分かった。親が子供を育てるのが当たり前の社会だったのだ。今でもそうだが、それ以上に当たり前にそれがあったようだ。

だからこそ、「尊敬する人は両親です」なんてことを言えば笑われるような時代だったのだ。

親と子の関係になったとたんに大人まで育てること育てられることは「契約」済みというわけ。

だから不良に対して親が「学費もうはらわないよ」なんて言えば、不良は「それはおかしいだろ」と(今の時代の社会観念からすると)逆ギレのような会話も成立したのだ。

その時代においては逆ギレではないのだ。なぜなら生まれながらにしてそこのコストはかかるものだという「契約」済みという認識が子供にあったから。

今の漫画だと天才を描くときにその辺の生活費も子供ながらに自分でやりくりしてるキャラいるけど、むかしは上の理由からいなかった。

 

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沢尻エリカかなんかが海外から帰ってきたときに空港で躓いて「アウチ」って反射的に言っていたから、かなり海外生活に染まっていたのではないか。みたいなことをわざわざボード作ってまで大々的にとりあげてたニュース番組今でも覚えてる。俺はめっちゃ小さいころだったはずなのにはっきりと覚えてる。子供ながらにくだらなすぎて覚えてる。