自分の中のアーティスト、冒険

岡田斗司夫かなんかの動画で紹介していたのを考える。

本を紹介していて、「ずっとやりたいとおもっていたことをやりなさい」みたいな本。12週間のワークアウト形式の本で、誰しもが持つ自分の中のアーティストを起こせる的な感じ。「朝、とにかく頭に浮かぶ文字(言葉)をノートに吐き出す」「自分の中のアーティストのために冒険を週一でする。必ず一人で」の2つだったと思う。

後者が気になっている。

自分の中のアーティストのために、冒険をする。つまりは新しい刺激を入れてあげるわけ。なるべく予定を決めておいて、嫌になってもなるべく動かさない。その予定を楽しむことが目的ではない。だからこそめんどくさいとか、やる気がなくなったとかはやめる言い訳にならない。あくまで自分の中のアーティストに刺激を与えるためのもの。何かの体験に行って、それがつまらなくても良いのだ。普段と違いさえすれば。(冒険であれば。)

 

自分の中で映画を見に行くのがそれに当てはまっているように思う。義務感のようなもの、「最近外出てないから散歩するか」とかに近い。実際良い方向に働いてはいる。ただ、それと同時に思うことがある。それは上記の冒険に比べて刺激が少なめだということ。どこまで行っても映画は映画なので、そこには本物の新体験がないのだ。できることなら冒険をしたい。

この前フリー雀荘に行ってみたのはまさに上記の冒険に当てはまる。たいして楽しくもなく、良い思い出とは言えないが、雀荘に入るときの緊張感や、その場の空気、居心地の悪さ、終わった後の余韻などはあれでしか感じられなかっただろう。楽しめていないが、冒険はできた。

このような視点で考えると冒険って案外難しい。一つの行動の中で中身を変えるのは簡単だ。映画で見る作品を変える、旅行で行先を変える、など。

いくつか自分の中で冒険と呼べるものを無理やり考えてみる。

うーん、パッとは浮かばない。シーシャ、シガーバーは行きたいやってみたい。カヌーの川下り、バンジーなどの体動かす系。新しい交流があるというのも含めてバスケサークル参加するとか。ナンパ。繁華街(新宿)居酒屋バイトはこの前やってみたなぁ。(楽しかった。)やったことない業種のバイト。ヨガ。年寄の朝のラジオ体操参加。(どこでやってんだろw)それつながりで太極拳。格闘技ジムは自分の中で新しいものじゃないからいいや。映画のエキストラ。(やったことあるけど、もう少しスタッフを見る感じでゆったり参加したい。)バイク、車でサーキットかっ飛ばす。スカイダイビング。飛行機操縦。挙げ始めたら案外出てきたな。やりたくないけど冒険という趣旨だとテントキャンプ。いったことない飯屋開拓。水族館、動物園、美術館。

挙げていて思ったが、いろいろな人と交流するのってこういった自分にない刺激を楽にもらえるよな。明日は適当な怪しい勧誘引っ掛かりに行こうかな。(でも人から刺激をもらうのは一人でっていう冒険の制約に反するな。まぁたしかに少し冒険からはずれちゃうか。新しい刺激はあるけど)