常識かわりすぎ

俺が小さいころは「なぜ氷はよく滑るのか」については氷の摩擦係数が低いため、と答えると少し違うねと言われて、氷は圧力が高まると液体に代わるからというのが常識だった。しかもそれが知っているとちょっと賢いみたいな感じだった。知っているとちょっと賢いと思われるレベルの知識って、一段階上の知識であって、つまりそれは最先端に近くて科学の先生などですら(先生だからすごいという認識が誤りなのはおいておいて)そう答えてどや顔してくるレベルだった。

しかしそれから十数年たったころ、氷の表面が水になるための圧力にはスケートの靴程度じゃ足りないのではないかみたいな話がネットにのっていて、そこでは最終的に氷の表面の分子は回転しやすく、それですべるという話になっていた。

科学知識で、しかもそれがかなり浸透しているのに間違いである可能性が出てきたことにめっちゃ驚いたの覚えている。

「へへーん、実は〇〇なんだぜー」って大人がひけらかす科学知識が間違っていたなんて!

 

さいころにこの話で大人にどや顔された記憶が残っている俺だからこそこれをきっかけに科学常識ですら疑うべきことを体感した。

 

大気圏に突入するときに燃え上がるのは摩擦によるものではなく実際は気体の圧縮によるものなんだとよ、アニメとかで結構間違ってるのあるよねーと言われて、さらにそれが間違っていることもあるという話。